今週の一面「五つのパンと2匹の魚」 11/30

Shin1

◆1980年6月22日、伊東昌彦と吉田尚美は主の祝福のもとで結婚しました。式に駆けつけてくださった方は、200名にも及びました。たくさんの方に、喜んでもらえる記念品として、金メッキのスプーンの柄に五つのパンと2匹の魚が彫られている物で、一つ一つ堅紙の箱に入れられている物を選びました。スプーンに彫られている内容を、イラスト付で聖書記事を紹介した紙が中に入っていました。当時本牧にあった横浜キリスト教書店(現在のライフセンターの前身)の大和さんに一つずつ包装していただき、そして結婚式にも来ていただきました。

◆おもちゃのような小さなスプーンでしたが、使っていただく時々にイエス様の大いなる祝福を思い出していただけたら良いなと思って選んだ物です。今もお使いただいているのなら、メッキは剥げてしまっていることでしょう。何人の方がこのスプーンには、聖書記事が描いてあると気づかれたでしょう。贈る者と受ける者には、思いに差があり、贈り主の思いを理解していただけないこともあります。イエス様は、男だけでも五千人の人が満腹するまで、祝福してパンを与え続けました。その場にいたどれだけの人が、この奇跡の業を主なる神の業だと感じて受けたでしょう。群衆は奇跡を見て、イエス様を新しい王国の王に仕立てようと思っていたのです。 
     
◆私たち夫婦は、イエス様からたくさんの祝福を頂きました。妻尚美は、今教会に来ておりません。多くの方が私と一緒に礼拝に出席できるようにと祈ってくださっています。いつの日かきっと妻と一緒の礼拝を献げることが出来ると信じ、五つのパンと魚を差し出した子供のような謙遜さを持って、主イエス様に願い求めて行きたいと思います。主イエス様の祝福は、私たちの思いを遙かに越えて、大いなるものであることを確信しています。                         

伊東昌彦

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