今週の一面 『 初代教会が大切にしていたもの 』 6/14

Shin1

◆使徒言行録に、「彼らは、使徒の教え、相互の交わり、パンを裂くこと、祈ることに熱心であった。」(2:42)と書かれています。初代教会の人たちは教会生活の中で、これら4つの事柄に専念し、これらを固く守っていました。

◆特に「相互の交わり」は、気の合う信徒同士の単なる親しい交わりとは違います。そのような親しさや人の温かさだけを求めるなら、教会でなくても居心地の良い場所や集まりは世の中にはたくさんあります。しかし、仲の良い人もそうでない人も、意見が合う人も合わない人も、キリストの救いに共に与ることにおいて一つであること、それがキリストの体なる教会の交わりなのです。

◆「宣教、交わり、食事、祈り」は、初代教会にとって教会生活の基本でした。なぜなら、これらは初代教会の人たちがイエス・キリストの福音を、身をもって表そうとしたときに必要なことだったからです。彼らはイエス・キリストを信じる者として、それにふさわしく生きていくために、これらを固く守って自分たちの生活を整えて行ったのだと思います。

◆そしてそれは同時に現代に生きる私たちの教会においても同じであることは間違いありません。私たちにとって、これら4つの事柄を一言で言うなら、それは「礼拝」です。JOYチャペルはこれまで繰り返し「礼拝」を第一にし、「礼拝」に集中することを何よりも大切にして来ました。そうすることで、一人一人の神へ意識が高められ、それがそれぞれの実生活に結びつき、最終的にそれが証し(キリストの福音を、身をもって表すこと)に繋がるのです。

◆いついかなる時も礼拝をささげ、礼拝によって養われ、整えられていきましょう!

松﨑 準

過去の記事