◆先日、神学校週間のアピールさせていただきましたが、その中で私は「今後日本バプテスト連盟に連なる無牧師教会が今よりも２～３倍の数になるだろう」と言いました。そのような厳しい状況の中で、私たちJOYチャペルには２人の牧師が与えられていることを先ず神様に感謝したいと思います。
◆しかし、その恵みを私たちだけのものにして良いのだろうかという問いが残ります。神様はこのJOYチャペルに「日立教会との協力」という明確な使命を与えてくださいました。石田先生を月に一度日立教会に派遣することはJOYチャペルにとって大きな痛みです。しかし、無牧師の日立教会はもっと大きな痛みを抱えている。その痛みに少しでも寄り添い、痛みを共にすることが、今、私たちが神様から求められていることなのだと思います。
◆来週私たちは、８名を前橋教会に派遣します。そのことも大きな痛みです。しかし、このことは、私たちが神様から与えられている大きな恵みを他の教会に分ち合うことができる素晴らしい機会です。礼拝人数が少なくなり寂しく感じるかもしれませんが、しかし、前橋教会は喜びに満たされるでしょう。この前橋教会の喜びがいつか必ず私たちの喜びとして幾倍にもなって返ってくるときが来ます。そういう意味で「受けるより与える方が幸い」なのです。
◆与えること、分ち合うこと、他者の痛みを担い合うことを大切にする教会として、今後JOYチャペルは主に導かれ、豊かに用いられていくことでしょう。この神様から与えられた使命を共に喜んで、共に仕えて行きましょう！
松﨑 準
