〜オリーブの香り〜No187『小さな息吹(いのち)が与えてくれるもの』

Shin1

早いもので今年も残すところわずかとなりました。師走とは言い得たもので教師でなくとも気忙しく「あれも...、これも...、終わっていないのに...、もうすぐ帰省するのにやることが山のよう...」と頭がパニック状態になります。こんな時こそ前回書かせてもらったオリーブの香りの記事(No183『心がざわついたとき』)のように少し冷静に大きな視点で観ることが大事だと思わされます。心が亡くなると書いて「忙(しい)」とはよく捉えた言葉だと思わされます。

我が家にとって今年は小さな命を迎えて、その成長を日々眺め、目を見張り、それを喜び合う感謝の多い年となりました。無力に思える小さな息吹(いのち)が大きなパワーと絆を与えてくれました。またこのことを通して夫婦の関係、家族の関係を改めて考えさせられる時となりました。無力な存在がいるということは、そのために自らの手を貸し、自らの時間を割くことの連続です。時にその中で、これまでもてていたそれぞれの心地よい距離や時間を脅かされることが出てきたり、お互いの意思疎通がうまくいかなくなり不平不満が出てきて、言葉や態度にとげが出てきたりすることもありました。そんな中で子育てクラス『こひつじCafe』が始まりました。学びの中で家庭の基礎は夫婦にあることを教えられ、夫婦の関係に目をおくことの大切さを学んでいます。まだまだ頑固で、足りなさ(欠け)の多い者ですが、神様を間におき、神様からの愛を受けることで、微力ながらも来年に向け一歩を踏み出していきたいと思わされています。

「わたしたちは、わたしたちに対する神の愛を知り、また信じています。神は愛です。愛にとどまる人は、神の内にとどまり、神もその人の内にとどまってくださいます。(ヨハ
ネの手紙I 4:6)」
By YS

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