〜オリーブの香り〜No190 『しもべ会って何?』

Shin1

●JOYチャペルには、「しもべ会」という会があります。
これは、他の教会では、「役員会」とか「執事会」とか言われる会と同じような働きをする会です。JOYチャペルでは、2年に一回の選挙で選ばれた人たちと、牧師、主事などで構成されている会です。毎月一度集まって、教会の働きや課題、行事や計画、会計などさまざまなことについて話し合いをします。

●そもそもなぜ「しもべ会」などという名前となったかといいますと、教会のメンバーから教会の働きを担うために選挙で選ばれた人たちで構成される「しもべ会」ですが、しもべ会の一人一人が奢らず、神さまのために働く僕として教会に仕える気持ちを忘れずにいたいとの願いからです。
あなたがたの中で偉くなりたい者は、皆に仕える者になり、 いちばん上になりたい者は、皆の僕になりなさい。 人の子が、仕えられるためではなく仕えるために、また、多くの人の身代金として自分の命を献げるために来たのと同じように。

(マタイによる福音書 20章 26-28節) 

●1/10-11には、一泊二日で「しもべ拡大ビジョン修養会」が山中湖で行われました。神のために、教会のために、人のために仕える思いをもった14名がいろいろな意見を交わし、これからのJOYチャペルについて真剣な議論が重ねられました。

●通常、教会には伝道部、教育部、音楽部、総務部等いろいろな部署があり、担当の役員を中心に働きを進めることが多いのですが、JOYチャペルにはそのようなきっちりとした組織がありません。全体的なことは、「しもべ会」で話し合い、その話し合いを元に、具体的な作業は教会スタッフというチームが担います。このスタッフさんたちが非常に重要な役割をしており、影となり、縁の下の力持ち(みなさん女性ですが。。)として活躍しています。特別な集会や行事があるときには、プロジェクトチームを作り、チームを中心に計画し、実行します。チームや部署があるから何かを企画するということではなく、教会で何かをしよう!となったときにチームを作り、実行し、終わればプロジェクトチームは解散。いつでもシンプルで柔軟性のある状態となるよう努めています。

●ちょっと変わった、組織にこだわらない形で歩んできたOYチャペル。これができるのは、メンバーがお互いに信頼しあって、共に仕えることを喜んでいるからではないでしょうか。

キリストに対する畏れをもって、互いに仕え合いなさい。

(エフェソの信徒への手紙5章 21節)

by しん1

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