今週の一面『熊本地震のすべての被災者のために祈ろう』4/24

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「熊本県を襲った今回の大震災で、最も被害の大きかった同県益城町にある熊本東聖書キリスト教会(豊世武士牧師)...『教会には約20人の信徒が礼拝に来ている。信徒の安否の確認はできているが、教会の建物は壊滅的な被害を受けた。2階建ての建物が一瞬にして崩れ落ちた。牧師夫妻は難を逃れたが、夫妻の娘が瓦礫(がれき)の中に取り残された。崩れた1階の中央部分で、正座した格好で押し倒され、閉じ込められた。大きな余震のたびに少しずつ空間が狭くなる中、唯一動かせる右手で体に覆いかぶさっている戸を叩き、レスキュー隊はその音をたよりに位置を確認、2階の床をチェンソーで切り開き、5時間後に救出した。現在は熊本市内の病院に入院中。《主に生かされたこと》を涙ながらに感謝し、救助までの様子を語ってくれた』という。礼拝は、姉妹教会の熊本北聖書キリスト教会で合同礼拝の予定。(クリスチャントゥデイから抜粋)
 私たち日本バプテスト連盟の教会も次のような被害を受けました。
・熊本南教会→瓦が落ち、外壁も崩れ、室内の食器棚も倒れたが、人的被害は無い。
・東熊本教会→保田井牧師夫妻が車内で避難をされている。
・熊本愛泉教会→母子室のガラス二枚が割れた。
・菊池シオン教会→牧師館が物で散乱しているため、近くの小学校で避難中
 21日(木)の祈り会では、Y姉が詩編46編を朗読し、熊本地震のすべての被災者のために祈られました。その後、皆で祈りを合わせました。私たちが今出来ることは、すべてを支配されておられる主なる神様に向かって心を開き、すべての被災者のために祈ることです。それによって、すべての被災者との主にある連帯へと導かれるのです。
 榎本保郎先生は、「祈りは神のみことばを聞くことであり、神のみことばを聞くとは、自分のことばをしりぞけることであり、自分の人生における王座を神にゆずることであり、いっさいを神にあけわたすということである。」(教会づくり入門112頁)と述べています。  このような献身の思いをもって、すべての被災者を覚え、一日も早い復興を願い、共に主に祈り、献げましょう。

松﨑 準

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