今週の一面『個人伝道の手引き③ 個人伝道者の資質』6/26

Shin1

 個人伝道は誰にでも出来ますが、どうしても省くことのできない資質というものがあります。

(1)キリストによる新生の体験者であることです。「だれでもキリストにあるならば、その人は新しく造られた者である」(Ⅱコリント5:17)これは最低の基準です。大切なことはキリストの御言葉に正確に服従し、信頼していくことです。

(2)隣人(失われた魂)に対して、キリストを伝えたいとの信仰的熱情に燃えていることです。「まだ罪人であった時、わたしたちのためにキリストが死んで下さったことによって、神はわたしたちに対する愛を示されたのである」(ローマ5:8)。「わたしがあなたがたを愛したように、あなたがたも互いに愛し合いなさい」(ヨハネ15:12)。
 以上二つのことは私たちがキリストに従ったときから変わらず、いな、ますます強く深く熱心に求めたいことです。隣人の失われた魂のために、今もなお招き続けていたもうキリストの心を思うとき、私たちは、

(3)あらゆる面でキリストの証人であろうとすることに努力を惜しまないでしょう。
 人と接するためにさまざまな工夫が必要です。あなたの場合、話べたかも知れません。しかし、あなたは何とか主キリストの証人でありたいとの熱意があるなら必ずそれを補う努力をするでしょう。あるいは聖書の知識に不足を覚えているかもわかりません。しかし、あなたはキリストを証しするために聖書をもっともっと学ぶはずです。使徒パウロが「なんとかして幾人かを救うため...どんな事でもする」(Ⅰコリント9:22,23)と救霊のための努力を惜しまないでいます。キリストの証人として生きることは「......共に福音にあずかるためである」(同上)と申しています。私たちも、同胞と共に、隣り人と共に福音にあずかりたいものです。(北原末男牧師)

 そのためには、まず私たちが礼拝や祈り会など、聖書の学びや交わりを通して、キリストの愛に深く触れなければならないでしょう。一緒に聖書を学び、キリストの愛を分かち合い、互いに励まし合い、共に祈り合って、キリストの愛を証しするために、出かけていきましょう!

松﨑 準

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