今週の一面『なかよし牧師会で得たこと』 7/10

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◆7月7日(木)相鉄線沿線なかよし牧師会(大和カルバリーチャペル)に石田牧師と共に出席しました。年に数回、他教派の先生方と会って話をするのはとても有意義です。今回は「牧師から牧師への継承」というテーマを皆で学びました。私はその中で、テーマとは直接繋がることではありませんが、次のことが心に残りました。
「自分の教会だけに溜め込むことによって、教会の自己目的化になってはならない。ガリラヤ湖は、受けた恵みを外に分かつことを通して、生き生きとする。しかし、死海は溜め込むだけなので死んでゆく。外に向かって、受けた祝福を分かつことによって、生き生きと継続する。」これは、自分さえ良ければ、という思いにグサッと突き刺さることばです。

◆次に、米国エバグリーン・バプテスト教会の良い事例がありました。「教会が自己中心から、忠実な人を派遣する教会となることへと移行した。アンティオキア教会は、バルナバとパウロを派遣した。会衆の中から牧師を育てて派遣する。育てた人材を教会だけに留めたら、ぶくぶくの教会になってしまう。他に与えるほど豊かになる。現在100名を育てて派遣している。しかも最高のリーダーを派遣するようにしている。父なる神は、最高の御子を、この世に送られた。ならば私たちはどうか。皆さんは最高の人材を抱え込んでいないか。内側に抱え込もうとすることは罪である。それは死んでいくことである。食べて何もしないなら不健康になる。」(米国エバグリーン・バプテスト教会 コリー・イシダ牧師)

◆以上の言葉から、自分が満たされていようといまいと、自分状況がどうであろうと、神様から与えられている恵みを自分が受けるだけでなく他へ分け与えることの大切さを教えられます。それは、国内の協力伝道や国外伝道、そして、個人伝道とも深く関係することです。自分が受けたことを忘れてしまったら、与えることはできません。受ける恵みと与える恵みの両方があることを今一度覚えたいと思います。 

松﨑 準

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