今週の一面 『~教会の調和②~ 男性と女性の調和』10/2

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◆日本の多くの教会は、男性よりも女性の方が多いと言われています。JOYチャペルの場合は現時点では例外かも知れません。野田秀牧師はこのように言います。「女性がより宗教的であることを証ししているのかもしれません。女性はより情緒的であり、グループを作って行動するが、男性はより論理的であり、個人で動く傾向が強いことが関係しているのではないか。」

◆しかし、教会の現実を見ると、牧師やリーダーの多くは男性です。聖書を見てもイエス様の弟子たちのほとんどが男性でした。また、聖書の中に明らかに男性が優位である、と理解される記事が多くあります。それを根拠に女性牧師や教師を認めない教派も残念ながら存在します。また、現代の日本の社会、あるいは、教会にも、まだまだ男尊女卑の文化が残っています。しかし、だからと言って、女性が男性よりも劣っているということではありません。男性と女性には大きな違いがありますが、主なる神の前には全く平等であり、むしろその違いを調和させることによって、神の栄光を現わすことができるのです。

◆教会での奉仕について考えてみても、男性にも女性にもそれぞれできること、できないことがあります。つまり、男性も女性も互いを必要としているのです。お互いがお互いの得意なところを認め合い、苦手なところを補い合うことを通して、教会における男性と女性の美しい調和が生まれるのです。

◆「これは女の仕事、これは男の仕事」という常識や文化を超えて、男であろうと、女であろうと、キリストに愛され用いられる器として、共に教会に仕えていきましょう。

◆「そこではもはや、ユダヤ人もギリシア人もなく、奴隷も自由な身分の者もなく、男も女もありません。あなたがたは皆、キリスト・イエスにおいて一つだからです。」(ガラテヤ3:28)

松崎 準

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