ニューヨークタイムズ紙で絶賛されたという「羊飼いの暮らし」を読んでみました。
羊飼いは季節ごとに羊達を、山の中腹に連れていって放牧したり、毛を刈ったり、出産させたりするために麓に戻したりするそうです。
羊達は目が悪いですから移動する時に、かわいそうに川に落ちてしまったり、山と山の間の斜面にある洞穴(これが案外多いそうです)に迷い込んでしまい、見つからなくなってしまうことが少なくないようです。
しかし優秀な牧羊犬は、100頭ほどもいる羊達の中から、そのように道を外れてしまった羊を見つけ出し、元の道に連れ戻すそうです。ただそれは簡単なことではなく、その1頭にばかり気をとられていると、それ以外の99頭がバラバラになってしまう危険があるそうです。
「1人くらいいいか・・・」と思わずに心配して探し出してくれる神様。
聖書の詩篇23篇に書いてある「主は私の羊飼い」って本当ですね。
by とと