今週の一面『目の当たりにする神の御業』 2/23

管理人

◆エリコへ行った斥候の報告を受け、いよいよイスラエルの民はヨルダン川の岸へと到着しました。3日後、民に対して、契約の箱が先立って進むこと、その箱との間には約900mの距離を取ることを伝えました。これまで、民の中心にあった契約の箱が、民の前を進むことになります。まるで、出エジプト時の火の柱、雲の柱のように、主との契約の箱が民の先頭に立って進むのです。

◆主はヨシュアに対して、「大いなる者とし、共におられることをすべての者に知らせる」と約束され、「ヨルダン川の中に立ち止まる」ように命じられたのです。ヨシュアは主の言葉に従い、民に命じました。そして、主の言葉どおり、彼らが川に立ち止まると、川の水が堰き止められ、干上がった川床を渡ることができたのです。葦の海を渡った時と同じように、彼らはヨルダン川を渡っていきました。

◆神様の御業を見る時、そこには私たちの主への信仰が伴っています。川が干上がったのは、祭司たちが川の側に近づいた時ではありませんでした。神様の言葉どおり、足を踏み入れた時に奇跡が起きました。15節にあるように、この時期のヨルダン川は水量の非常に多い時期でした。水量が多いということは、流れも早くなっています。そのような川に足を踏み入れることは勇気が伴います。けれども、彼らは神様の言葉に従いました。私たちが信仰を持って行動する時、主に信頼し、主の言葉に従い行う時に、主はそこに大きな御業をなしてくださるのです。

「信仰もこれと同じです。行いが伴わないなら、信仰はそれだけでは死んだも当然です。」(ヤコブ2:17)

坂西恵悟

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