今週の一面 『民の宣言』 ヨシュア記 24章 5/31

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◆110歳でその生涯を終えたヨシュア。彼が、イスラエルの民に最後に伝えたこと、語ったことは、主である神がイスラエルに何をしてくださったのか(23:14)、イスラエルは主に対して何をすべきなのか、主はイスラエルに何を警告しているのか、主の命令を破るとどうなるのかを23章で語りました。この24章では、主をおそれ、誠実と真実をもって主に仕えるようにと語ったのです。また、この24章は民との対話になっています。ヨシュアの問いかけに対し、民が応答する。この民の応答は、私たちの応答のモデルです。イスラエルの民のように、私たちも応答していくことが大切です。

◆ヨシュアは、イスラエルの民に真の神に仕えるのか、他の神々に仕えるのかをはっきり選ぶように勧めました。どっちつかずではありません。その問いかけに対し、イスラエルの民は、はっきりと真の神に仕えることを告白したのです。
民はヨシュアに答えた。『わたしたちの神、主にわたしたちは仕え、その声に聞き従います。』」(24:24)

◆民は主に仕えること(24:24)、主を礼拝すること(24:21)を選びました。主への信仰をはっきりと告白したのです。

◆私たちは、どうでしょうか。はっきりと選び取っているでしょうか。どっちつかずになっていないでしょうか。イスラエルの民が体験した主の御業は、大きな恵みでした。その主が、同じように私たちに御業をなしてくださるのです。その御業は、イエス様の贖いです。私たちは、この主に仕え、その声に聞き従うものでありましょう。

坂西恵悟

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