今年の春、大学を卒業して出版関係の会社に勤めだした息子から、読み終わったから母さん読んでみなよ、と一冊の本を手渡された。

三浦綾子さんの「塩狩峠」
20代の頃、読んだことがある本だ。
タイトルページをめくると・・・

一粒の麦
地に落ちて死なずば
唯一つにて在らん
もし死なば
多くの実を結ぶべし
   (新約聖書 ヨハネ伝12章24節)

このみことばですら、ここに記してあることさえ、すっかり記憶から遠ざかっていた。
読み終わった息子に、感想を言って貰った。

つまり・・・殉教といいうことでしょ?主人公はキリストでしょ?

普段、教会に見向きもしない息子が、私が若い頃に読んでいたことを知らずに、母さんいいよ、この本、と薦めてくれた息子の口から出た言葉が嬉しかった。
あらためて読み進めていくと、若い頃に感じていたものとは、全然違う感受性をストーリーの中に見つけていける。

登場する主人公も、キリスト信仰する母に対して素直に身を預けることが出来ないで生きてきた。
私の息子と重なる・・・
しかし、息子はこの本を私にプレゼントしてくれた。
私には焦らずに、途方に暮れるかも知れないプランが用意されているのかもしれない。

あらためて、大切な一冊として書棚にしまっておこう・・・。

by MxM

今週の一面『 大胆な祈りを 』8/10  

Shin1

◆試練に逢った義人ヨブの祈りの特徴は大胆で率直で、友達に対して話ししているようです。儀式張ったところなく、すべてを打ち明けている。神が判らぬ時には、明瞭に神に判りませんと祈り、少しも隠すところがない。そこにヨブの祈りの大胆さ、率直さがあります。

今週の風景 No.392  

管理人
台風の影響で豪雨だったり暴風だったりの大崩れな主日でした。
メッセージはヤコブの井戸でサマリヤの女とイエス様のやりとりの箇所。

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 聖 書: ヨハネによる福音書 4:16~30

 説教題: 「まことの礼拝」

 

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2014年8月10日 講壇の花  

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