ハレルヤ!

毎年イースターが近づくと、北向きの玄関アプローチに、ミモザの黄色い花々が彩りを添えてくれる我が家でしたが、突然枯れてしまい、水墨画のような風景に変わり果て消沈しています。

メディカルハーブの学校に通い出し、植物の力の凄さを学んでいますが、株や根の衰退がミモザ全体に及んでいるのを観察すると、新しいミモザを植樹しても、果たして次期に花を咲かすことが出来るだろうかと悩み、しばらくの間ミモザを抜いて様子を見ることにしました。

植物療法の学校の延長で、ヨーロッパ中世の時代、ドイツで活躍したヒルデガルトと言う修道女の薬草学についても学んでいます。
宗教家であり、音楽の分野においては作曲家でもある彼女が探求した先にあるものは、現代で言う薬剤師と料理家の頭脳と内臓に直結する勘がコラボしたレシピのアラカルト。
ネガティヴな体質を、時間をかけてゆっくりと解決していくような、薬草の摂取の方法など、現代の病の傾向にある、原因が見当たらない私達の未病対策にも役立つものがたくさんあります。

ミモザを掘り起こして空間が出来たら、その土に植えるハーブを何にしようと考えていると、友人から珍しいものよと、トケイソウの種をプレゼントされました。
トケイソウは、『キリストの受難』と言う意味があります。
ハーブをはじめ、様々な薬草は聖書にたくさん登場します。このような視点から聖書に親しんでいくこともまた、楽しみのひとつとなりました。
小さなトケイソウの種、イースター前のこれからの季節...まさに神さまからのギフトですね。
by MxM

私は子どものころから「死」についてとても恐怖を感じていました。
小学生のころから「自分は死んだらどうなってしまうのか?」と考えることがしばしばありました。
自分の体はいつかこの世の中からなくなってしまう。そのとき、自分の意識はどうなってしまうのか、いま考えているこの思考はどこへ行ってしまうのだろうか、まったく無となって意識もなくなってしまうのだろうか。
考えれば考えるほど不安になり、恐怖に押しつぶされそうになることがありました。
そんなときは、「死」については考えないで、蓋をして、別のことを考えてただただ逃げるようにしていました。
しかし、ふとしたときに「死」への恐怖が蘇ってくる、また逃げるを繰り返していました。

先日テレビで、小学生の悩みについてのアンケートを番組で紹介していました。
いまの小学生はどのようなことに悩みをいだいているのか興味深く見ました。

アンケートの結果のベスト3は以下の通り:
1、なぜ勉強しなければいけないのか?
2、友達ができない
3、死んだあとはどうなるのか?

「死」について友だちと話したこともなかったので、「死」を考える自分は、人とは随分変わった子どもだったのかなと思っていたのですが、現代の多くの小学生も「死」について考え、悩みを抱えているというアンケート結果は驚きでした。

自分でいくら考えても「死」への答えは出てきませんでした。しかし、聖書には、「肉体の『死』は決して終わりではなく、永遠の命への道が用意されている」ことが書かれており、私はこのことに希望と安らぎを与えられました。
聖書を読むとき、何とかして私たちを「死」から「永遠の命」への導こうとする神様の愛を感じることができます。神様から私たちに向けたラブレター、一生かけて読み続けていきたいと思います。

「わたしの父のみこころは、子(イエスキリスト)を見て信じる者が、ことごとく永遠の命を得ることなのである。そして、わたしはその人々を終わりの日によみがえらせるであろう。」 ヨハネによる福音書6:40

by しん1

◆先日ある牧師のエッセイを読んで大切なことを教えられました。以下、引用します。

「牧師が専念しなければならない仕事は何かと言えば、『神様の御言葉を聴き、語ること。そして、祈る(礼拝)こと』(使徒6:4)と聖書にあります。そこで私は、普段は適当な人間なのですが、神様の御言葉と礼拝については、ついつい完璧主義に陥りがちになります。しかし、実際には完璧なメッセージを語ることや完璧な礼拝をお献げすることができたことはありません。
 そんな私にとって、先日目から鱗が落ちるような言葉に出あいました。
『許すのは大切なことだが、何を許すのか。それは、自分や他の人が神(完璧な存在)ではないことを許すのです。』
 『できる限りのことをしたい。できるだけ正しくありたい。』そう願うことはとても大切なことです。しかし、そう願う気持ちが強すぎると、私たちは自分に対しても、人に対しても、厳しい態度で接するようになってしまいます。そして、人に必要以上に厳しく接するとき、私たちは自分が神(世界の中心)になってしまうのです。よく『人の良いところを褒めて育てることが大切』と言われていますが、なぜそれが大切なのかというと『人は神ではない。しかし、神様が死ぬほど愛しておられる貴い存在』だからです。
 寒さで顔が引きつり易い季節ですが、笑顔になってほっこりしましょう。」(中原康貴牧師『風の便り』より)

◆今日は礼拝後に、臨時神の家族会が持たれます。お互いがお互いに完璧を求めるのではなく、自分も相手も完璧な存在ではないことをお互いにゆるし合いたいと思います。
「イエスは言われた。『あなたに言っておく。七回どころか七の七十倍までも赦しなさい。』」(マタイ18:22)

松﨑 準

今週の風景 No.501  

管理人
4月末で辞任してアメリカで日本人伝道をすることを決められた松崎牧師。
午後の臨時総会で松崎牧師の辞任が承認されました。
今後のJOYチャペルの歩みについてお祈りに覚えていただければ幸いです。

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今週の風景 No.500  

管理人
記念すべき第500回は趣向を変えて晩餐式から。
メッセージは詩篇から。

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