聖　 書：使徒言行録１１：４～１８

説教題：「神の愛はすべての人に 」

◆去る2日（木）に、私は大和カルバリーチャペルで行われた「相鉄線沿線なかよし牧師会」（超教派の牧師会）に出席させていただきました。初めてカルバリーチャペルに行きましたが、教会の入り口を入って直ぐ左側に（ひと回り小さなライフセンターのような）本屋さんがあることにまず驚きました。また、礼拝堂はとても大きくて、アメリカの教会に来たと錯覚するほどでした。

◆私はこれまで、日本バプテスト連盟以外の教会の牧師とはそれほど深い交わりを持つことがありませんでした。なぜなら、同じバプテストの信仰や聖書理解を共有できる牧師たちとの交わりの方が楽だったからです。しかし、今回の牧師会の交わりを通して教えられ、気付かされたことは、信仰や聖書理解の違いから学べることがいかに多いか、ということです。これまで毛嫌いしたり、自分には合わないと決めつけたりしていた信仰や思想の中に、実は自分に必要な事柄がどれほど多く存在しているか、ということを知らされたと同時に、自分がいかに頑なであったかと反省させられました。自分の知っている範疇に留まり、安住するのではなく、知らない世界に一歩踏み出すことの大切さを神様が教えて下さったように思います。

◆そして何よりも、信仰や思想の違いの中には必ずキリストの愛があります。教派を超えた交わりの中にこそ、本当の優しさ、温かさがあり、キリストにおける一致という豊かさがあるのだと思います。

◆これから私たちJOYチャペルも、一緒にこの豊かさを体験させていただきましょう！　

１．ガリヤラの湖畔　山みどりに、
風かおるあたり、
主イエス平伏して　いのりましぬ

４．思いわずらいに　身をやかれて　
なやめるわれらに、
すずしきみ声を　きかせたまえ

次女が生まれて、名前を考えているとき、ふと目にとまった賛美歌３１７番。これだ！と閃いた。何のことはない、長女が「みどり」で、一緒の賛美歌の歌詞にあるというのも何かの縁だというわけで「かおる」と名付けた。