◆福音書を読むと、イエスはじつによく働かれたことがわかります。忙しい一日が終わった後のようすをマルコは、次のように記しています。「夕方になって日が沈むと、人々は病人や悪霊に取りつかれた者を皆、イエスのもとに連れて来た。町中の人が、戸口に集まった。イエスは、いろいろな病気にかかっている大勢の人たちをいやし、また、多くの悪霊を追い出して、悪霊にものを言うことをお許しにならなかった。悪霊は、イエスを知っていたからである」(マルコ1:32〜34)。
◆自分にとってやりがいのあることは、それがどんなにきつくて長時間、全力で仕事に没頭しても、疲れなどは、むしろ仕事の達成感と喜びで吹き飛んでしまいます。過ぎ去った一ヶ月、あるいは一年を振り返るときに感じる落胆は、きつかった仕事そのもののせいではなく、重要なことをやり損なったかも知れないという心配からきているのです。山積みになっている未完成の仕事からくる圧迫。欲求不満の暗礁に私たちを乗り上げさせる人々の要求。その結果、「しなければならないことをし残して、しなくても良いことをしてしまった」という思いに捕われてしまいます。
・私たちの教会にも色々と奉仕の担当があります。
会計とか、教会学校教師とか、音楽(PA、録音、奏楽、バンド)とか、
掃除、受付、駐車場、花担当などなど・・・
その中に「心とからだのケアスタッフ」と言うチームがあります。
メンバーはうちの教会の梅ちゃん先生ことKクリニックのDr.M子さんと、看護師の
A子さん、市の放課後支援スタッフであり、園芸療法士のS子さんの最強チーム。
・13年前この教会を立ち上げる時、Dr.M子さんは
「私に出来ること、お手伝いします」と申し出て下さいました。
Dr.M子さんは神経内科が専門で、パーキンソン病などの難病に
携わっておられました。ご主人(消化器外科で大腸の検査専門)と
開業されてからは、在宅医療を中心に働いておられます。
・教会の多くのメンバーがこの「心とからだのケアスタッフ」の奉仕のおかげで、
身体の悩みを共に考えてもらい、具体的に指導していただき、寄り添って
いただいてます。
・中でも いちば〜〜ん頼りにしているのは牧師でしょう。
もともとは虚弱体質で、一年の大半は風邪をひいていましたが、
Dr.M子さんに健康管理をしていただき、今では一年の大半は元気で
伝道と牧会の働きに専念させていただいてます。
・聖書の記事にパウロ先生の伝道旅行には、お医者様のルカさんが同行したことが
記されています。
パウロ先生は幾つかの持病を持っていたとの事。
お医者様同行の伝道旅行は心強かったことでしょう。