今週の一面『人のせいにする』5/17  

Shin1

◆人間の罪は、エデンの園において最初の人アダムとエバが「決して食べてはならない。食べると必ず死ぬ」と神が忠告した「善悪の知識の木」の実を食べてしまったことによって生じた、と聖書は伝えている。

◆神は、アダムとエバが戒めを破ったことを承知の上で「どこにいるのか?」と声を掛けます。ここに神の大いなる優しさと深い愛情を感じる。自分に逆らって家出した子を親が捜し連れ戻そうとするような感じがする。しかし、隠れている人間はどうかと言うと、アダムはエバに責任をなすりつけ、エバは蛇に責任をなすりつける。そして更に、アダムは「あなたがわたしと共にいるようにしてくださった女が」と言って神のせいにまでする。情けないが、これが私たち人間の姿だ。今も昔も変わらない。

◆蛇は悪魔(サタン)、女はそれに直接騙された愚かな者、男は愚かな女に騙された者という順序を根拠に、男性と女性に優劣をつける解釈がある。一番悪いのは蛇、次は女、一番悪くないのは男というふうに。

◆残念ながらアダムもエバも自分が悪かったことは全く認めていない。ただ自分を正当化するために何かのせいにするだけ。その結果、彼らはエデンの園から追放されてしまう。

◆しかし、「主なる神は、アダムと女に皮の衣を作って着せられた。」(21節)。風邪をひかないように、あるいは、裸という恥や弱さを受けないように、という親心からなのだろうか。皮の衣を作られる神の姿とその思いに目を向けてみたい。

松﨑 準

今週の風景 No.428  

管理人
スッキリと晴れた主日でした。
アメリカから宣教師と伝道チームがこられていて午後は愛さんの時を持ちました。

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~オリーブの香り~ No158  

Shin1

最近、就職に向けての準備が忙しくなってきた。今後の事を考えると、体力的にも精神的にも本当に大丈夫なのかと思ってしまう部分もあるが、そんな中で追い打ちをかけるように一つのハプニングが起きた。
私は日曜日の朝はなぜか起きるのが弱く、ましてや頭も回転していない事が多い。そんな朝に来たY君からの一通のメッセージ。
「ギターとノートパソコン持ってきて。」
私は寝ぼけたまま「了解!」と返信したが、自分の準備で手一杯になってしまい、ギターもパソコンもノートパソコンも忘れてきてしまった。しかも気付いたのは教会に着いてから。
まずい、どうしようと思ったが、まあなんとかなるだろうと思い、そのまま教会へ行った。
すると玄関先で待っていたY君。私を見つけるやいなや、
「ギターとパソコンは?」
と聞かれたので、私は平然と、
「ごめん、持ってくるの忘れちゃったわ。」
と答えた。するとY君が急に怒り、半ば喧嘩のような状態になってしまった。人間関係とは本当に複雑なもので、その凹凸にしばしば悩まされる。しかし、そんなときこそ私は祈るようにしている。どんなに心が騒いでいようと、無理矢理にでも言葉に出して主を求める。そうすると、不思議な事にその思いが叶えられるのだ。今は無事におさまったが、私は祈りが聞かれるたびに主の存在を身をもって確認している。それが生活のあらゆる場面で原動力となり、生きがいとなっている。今日から始まる1週間も、主にあって喜びに満たされる歩みでありたい。

by マッキー

2015年5月17日 講壇の花  

hamu

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聖  書:使徒言行録2:1~13

説教題:「言葉を託された教会」

 

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